「前編」ではオランダの南東に位置する街マーストリヒトの美しい街並みをご紹介しました。
続く「後編」では、あわせて訪れたい書店「ドミニカーネン」をピックアップします!
〉【オランダ】現地の人も誇りに思う美しい街 マーストリヒトを散策(前編)
教会を改装した書店「ドミニカーネン(Boekhandel Dominicanen)」
「ドミニカーネン」は、オランダで最初のゴシック様式の教会と言われている「ドミニカ教会」を改装した書店です。
ドミニカ教会は、今から700年以上前に建てられたと言われています。
目を凝らすと、天井には今もフレスコ絵などの宗教画が残っているのが見られます。
一歩足を踏み入れた瞬間に目に飛ぶこむ荘厳な内装は、思わず息をのむ美しさ。
なんとイギリスのガーディアン紙で“世界一美しい本屋”のひとつに選ばれたこともあるんです!
ゴシック建築の高さと空間を活かすために、館内は3階建てに設計されています。
限られた床面積で(それでも結構広いですが)たくさんの本を並べられるように、空間の設計を工夫したんだとか。
館内には、この美しい姿をカメラに収めるための撮影スポットもあります。
(ちょこっと行列ができていましたが、きちんと並んでいればすぐに自分の番が訪れます)
本の種類もとても豊富でした。
文学や児童書、法律関連から料理本や旅行のガイド本までバライティー豊か!
英語で書かれたものもあり、館内を宝探しのような気分で散策することができます。
本以外にも、クラシック音楽のCDもたくさんありました◎
一角がまるっとCDコーナーになっていたので、掘り出し物に出合えるかも?
黒い本棚には本がぎっしり陳列されています。
雰囲気を損なうことなく、けれど本は見やすいようにと、効果的に照明が設置されているのも印象的でした。
館内の奥にはカフェスペースもあり、街歩きに疲れた際に小休憩に利用するのも便利。
その手前には、オランダ生まれのミッフィーコーナーと、児童書コーナーがありました!
オランダやベルギーで扱われている絵本は、本当に可愛いものが多いんです。
言葉はわからずとも、さわって楽しむ仕掛け絵本などの種類も豊富。元印刷会社出身の身としては大興奮してしまうものばかりでした。
外観はこんな感じ。
教会と見間違えてしまいますね…!
マーストリヒトへ訪れた際にはぜひお立ち寄りいただきたい、ドミニカーネンをご紹介しました。
もともと私が「世界でもっとも美しい村のひとつ」や「世界でもっとも美しい本屋のひとつ」など「世界でもっともシリーズ」が大好きで…。
以前訪れた、ベルギーの「トロピズム」でも大興奮してしまいました。
この美しさは一見の価値ありだと思います!
ぜひ一度、足を運んでみてください。
↓「前編」はこちら
【オランダ】現地の人も誇りに思う美しい街 マーストリヒトを散策
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