1年のうち、3月中旬から5月中旬*ごろまでの8週間だけ開園される花園「キューケンホフ公園(Keukenhof)」。
園内では、7万株以上のチューリップやアイリス、ヒヤシンスなどの花々が春の訪れを盛大に謳歌しています。

*開園期間は年によって若干異なりますのでご注意を!

公園の規模はなんと東京ドーム8個分ほど。
1番外側の道を、駆け足で一周まわるだけでも30分以上かかります。
花々が咲き乱れる無数の道をくまなく鑑賞しようと思うと…所要時間は倍どころでは足りません。

でもでも、足が棒になっても散策を続けたくなる圧巻の美しさがこの公園の魅力。
目に映る一面の春の景色は、旅の思い出をより鮮やかにしてくれること間違いありません。

うれしいことに、開園期間は日本のGWと重なっています!
この時季にオランダへ訪れたのなら、キューケンホフ公園への散策はもうマスト!マストです!!



キューケンホフ公園はどんなところ?

キューケンホフ公園は100もの球根会社と栽培者が、美しいチューリップやヒヤシンスなどの球根花を展示している公園です。
この春らしい景色を求めて、世界中から観光客が訪れます。

公園のエントランス付近にも、たくさんのチューリップが!

初めて一般公開されたのは、1950年にさかのぼります。
最初の1年だけで236,000人の訪問者があったそう!

キューケンホフ公園へのアクセスですが、私はスキポール空港(首都アムステルダムから電車で10分〜20分ほどのところ)にて、空港から直通の往復バスと入場券がセットになったチケットを購入しました。
空港からはバスで20分ほどで到着します。

ここで入場券セットを購入しておけば、公園へ到着後、入場券購入の列に並ばずにスムーズに入園することができます◎
(空港でチケットを購入した際も長蛇の列でしたので、どこかしらで並ぶことにはなると思います…。でも、公園到着後にはやる気持ちを抑えることなく入園できるので、私は空港での購入をおすすめします。たしかお値段も、ちょっぴりおトク)

公園内はとても広いので「混雑してチューリップが間近で見れない!」なんてことはありません。
奥へ進めば進むほど人も減ってきます。

チケット購入時の行列が嘘のように、ゆったり鑑賞することができます。
比べるものでもありませんが、日本の桜や紅葉の名所よりずっと空いていますので、小さいお子さんがいても安心だなぁと思いました。

美しい花々を心ゆくまでご覧あれ!

たいていの方は3時間ほど公園で滞在するようです。
でも私は気がつくと5、6時間ほど居座っておりました…(お昼ご飯も挟みましたが)。

百聞は一見にしかず!じゃないですけど、この素晴らしさは一度見ていただいた方が伝わるかと思います。

というわけで、ここからはキューケンホフ公園内の写真をたっぷりお届けします!

つやつやチューリップ
光をいっぱい浴びて
赤と黄のコントラストがきれい…。芝のさわやかなグリーンもいい
なんでそんなに愛らしいの…
チューリップ以外のお花もたくさん見られます
おとぎの森
いや、夢の国だね
それとも楽園かしら
お花なの?葉っぱなの?
ローズみたいなチューリップ
元気いっぱい
咲き終わり。でもハイビスカスみたいで、これはこれできれい
まぶしい!
こんな至近距離でチューリップを眺められるんです
時には静寂が立ち込める空間も
たぶん、中には親指姫が入っている

いかがでしょうか!?(興奮気味)
光を浴びたチューリップも、日陰に咲くお花も本当にきれい。
この素晴らしさを、ぜひぜひみなさまにも体験していただきたいです!


園内ではグルメも楽しめます!

東京ドーム8個分の土地を歩き回ったらお腹も空くもの。
園内にはレストランや、軽食をとることができるカフェも併設されています。メインエントランスも含め、6店舗ほど食事を提供しているお店があります。

意外と言ったら失礼ですが、思いのほか美味しい食事を楽しめるので、休憩も兼ねて入店されてもいいかと思います◎

ただ、付け合わせのお野菜は冷凍のようで、提供された時はまだ凍っていました。笑

サーモンフライ+タルタルソース。この組み合わせが美味しくないはずがない。
ころんとしたものはピリ辛に味付けされたポテトです。

夫が頼んだメニューはこちら。
こちらのキュートなお野菜たちは、きちんと解凍されていました。笑
パイにシチューのようなソースがかかっています。付け合わせのポテトもたっぷり!

なんだか北欧っぽいお味。オランダにいながら日本で食べたIKEAの食事を思い出しました。
(料理を注文するときのシステムも少し似ています。席に運ぶまでの間に、少し冷めてしまう感じとかも。笑)
IKEAのごはんが好きな方は、お気に召すのではないかと!

食事をとったカフェ付近には大きな池が

園内にはレストラン以外にも、アイスクリームやワッフルなどのスイーツ、オランダ名物のクロケットの屋台もあります。
5時間も歩きまわっているとさすがに暑くなってきて、私はアイスクリームをいただきました。

この小さいコーンにアイスが乗っている感じが可愛いですよね(この後、安定が悪くて落っこちちゃったのは悲しい思い出…みなさんはご注意ください。泣)。

お味はバニラと、日本ではめずらしいスペキュロス味をチョイス!

そのほかにも、園内には見どころがたくさん

チューリップはもちろん、園内ではさまざまな場所でオランダらしい景色を楽しむことができます。

例えばこちら!
燃えるように咲き誇るアザレアの先には…

ミッフィーハウス!!

ミッフィーちゃんはオランダ ユトレヒトのお生まれです。
ハウスの中にはベンチと巨大ミッフィーのぬいぐるみがあり、記念撮影することができました◎

そしてオランダといえば風車!
写真の風車は登ることもできました。

タイミングが良ければ、風車の上から一面のチューリップ畑(園外のもの)が見られるようです。
この日はあいにく刈り込まれた後でした。

また、入場して少し進んだところには、可愛らしい庭園があります。

チューリップの品種が書かれたプラカードも配置されていたり。

この庭園だけでも、日本では見たことがないようなチューリップがたくさんありました。

またまた、バラなの?チューリップなの?
園内には本当にたくさんの種類のチューリップが咲き乱れています。

キューケンホフ公園公式サイト



花の生産量が世界第2位のオランダ。そんなオランダへ訪れるのなら、花めぐりは欠かせませんよね。
キューケンホフ公園は数ある花めぐりスポットのなかでも、広さ、種類、美しさどの観点をとっても見応え抜群。
春いっぱいの景色を、ぜひ体験してみてください。

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