世界遺産『グラン・プラス(Grand Place)』は圧巻の美しさ
「ベルギーの旅はここから」と言えるくらい、旅程から外せないのが『グラン・プラス』。
首都ブリュッセルを訪れる人が、必ずと言っていいほど立ち寄る広場です。
私も初めてベルギー旅行に来た際、真っ先にここへ向かいました。
グランプラスとは”大広場”という意味。広場の面積は約110×70mです。
『レ・ミゼラブル』で有名な文豪ヴィクトル・ユゴーが「世界でもっとも美しい広場」と称賛したことでも知られています。
夜はライトアップされ、昼間とは違った雰囲気に。
クリスマスシーズンにはツリーも登場しますよ!
朝は比較的に人が少なく、写真も撮りやすいです。
夜のライトアップはとても美しいのですが、広場周辺は混在してくるので、スリにはくれぐれもお気をつけください。
(ベルギーはヨーロッパのなかでは治安が良い方ではあります)
特に年末年始の夜は混雑します。
私が2018年の大晦日にグラン・プラスを訪れたときのこと。広場へ入るのに、なんと手荷物検査が実施されていました。
人が集まるので、テロを警戒しているのかもしれませんね。
男性は男性の検査官、女性は女性の検査官がチェックします。
いかにも強面の人や、怪しい身なり(?)の人は結構入念にチェックされていたので、大晦日にグラン・プラスへお出かけの際は、ゴツゴツした革ジャンやスタッズが効いた服装は避けましょう。笑
私はもこもこムートンコート+斜めがけカバンで「キッズ」もしくは「ジュニア」認定されたのか、検査は秒で終了しました(私は身長150cmのおチビでございます)。笑
*
グラン・プラスでは、大晦日に大々的なカウントダウンイベントなどは実施されていません。
(広場へ集合しても、各々で時計を見て「今か今かと」年越しを待つことになります)
また、広場周辺では年越しを祝う若人たちが一晩中爆竹を鳴らしたりしています。
騒音が苦手な方は、年越しのタイミングに広場周辺に宿をとると気になるかも…。
ベルギーの大晦日は、そそくさとホテルに戻ってゆっくり過ごすが吉です○。
お店も充実。見所たくさん
広場周辺にはカフェやショコラトリーなど、たくさんのお店があります。
「ゴディバ(GODIVA)」や「マリー(Mary)」、「ノイハウス(neuhaus)」など、ベルギーの有名ショコラトリーも店を構えています。
チョコレートを数粒購入し、広場と一緒に記念撮影するのも楽しかったり。
1店舗ずつ覗いているうちに思わず時間を忘れてしまいます…。
下記の記事で紹介した『ギャルリー・サンチュベール』も目と鼻の先なので、あわせて散策しても楽しいかもしれません。
〉【ベルギー】ヨーロッパ最古のアーケードでブリュッセルのとっておきを満喫
ベルギー料理を楽しめるレストランもあります!
「ベルギー料理を楽しみたい」ときにおすすめなのが「ケルデルク(Kelderke)」。
1F(なんと地下にも席があります)の窓辺の席からは、グラン・プラスを覗くことができます。
ケルデルクは店員さんがとてもフレンドリー。
その上、日本語メニューもあるのでベルギー旅行の初日にもぴったりです。
なにより、提供される料理がとても美味しいんです。
ケルデルクにはこれまで2回来店し、5品ほど料理をいただきましたが、ハズレはありませんでした。
ほっこりあたたかな雰囲気のなかでいただく、ベルギーの家庭料理。
メニューの種類も豊富です。
複数人で訪れた際にはぜひシェアして、いろんなベルギー料理を楽しんでください!
とっても余談:
海外旅行の初日。
お店に入ったり、何かを購入する際、ドギマギするのは私だけでしょうか?
以前、イギリスを訪れたときのこと。
ヨーロッパは2カ国目で、まだまだ海外旅行に慣れていないころでした。
初日にクリスマスマーケットへ行ったのですが、お金のやりとりをスマートにできるか不安だし、英語が通じるかも心配だし、店員さんが冷たかったら落ち込むしで、結局何も買わず(買えず)に帰ってきたという苦い経験があります。せっかくクリスマスマーケットに行ったのに。笑
ケルデルクはそんなちんちくりんな私をも、優しく包み込んでくれるお店でした。
訪れたのは初日ではありませんでしたが、私と同様、ガラスのハートをお持ちの方にはおすすめのお店です◎。
グラン・プラスが目と鼻の先なのに、お値段も比較的リーズナブルなのがうれしいところ。
地元のお客さんも多く訪れるようです。
旅の初日が充実した日になれば、とってもハッピーな気分になれますよね。
次回の旅行にお役立ちできたらうれしいです。
こちらもおすすめです!
〉【ベルギー】ヨーロッパ最古のアーケードでブリュッセルのとっておきを満喫
〉【ベルギー】上手なお土産の買い方